なぜ黒字でもリストラは起きるのか?会社は誰のものかを中学生でも分かる言葉で解説

会社が黒字でもリストラされる 学び・スキル習得

~はじめに~
なぜ黒字でもリストラは起きるのか。会社の所有者は誰か、株主の役割は何か、企業価値と人件費の関係を中学生にも分かる言葉で整理します。

👇この記事で分かること👇

PICKUP

  • 会社は株主のもの 社長は株主の代表
  • 株主の仕事はリスクを取ること 見返りは配当と株価上昇
  • 企業価値を上げる手段の一つがコスト削減 人件費も例外ではない
  • 黒字でもリストラはあり得る 長期利益の最大化が目的

なぜ会社はリストラをするのか

多くの人が理由としてまず思い浮かべるのは業績不振ですが、黒字でもリストラは行われることがあります。背景には企業価値の最大化という株主の目線があります。

会社は誰のものか

会社はしばしば社長のものと誤解されますが、正確には株主のものです。株主が資金を出し、その資金でオフィスや設備、人件費などが賄われます。社長は株主を代表して会社を運営する人であり、株主は必要なら社長を交代させる権限を持ちます。

株主の仕事とは

社員が働いて給料を得るのと同じように、株主の仕事はリスクを取ることです。出資は成功すれば配当や株価上昇というリターンを生みますが、失敗すれば損を引き受けることになります。株式会社はリスクとリターンを出資割合で分け合う仕組みで、その証明書が株です。

株主はなぜリストラを望むのか

株主の報酬は配当(インカムゲイン)株の売却益(キャピタルゲイン)です。どちらも会社の利益が増えるほど大きくなるため、株主は利益の最大化を目指します。利益を増やす方法の一つがコスト削減で、とりわけ成果に結びつかない人件費は見直しの対象になります。

たとえば、毎年1000万円の利益が出ている会社で、働いていない社員に500万円の人件費がかかっているとします。ここを削れば利益は1500万円へ増え、企業価値や株価の上昇が期待できます。株主の視点では、不要な人件費を払い続けるのは寄付に近い発想になります。

パナソニックの例から考える

早期退職に高額の退職金を支払うケースは珍しくありません。これは今コストを払っても、長期で見れば利益が増えると判断しているからです。リストラは景気に関係なく、企業価値を上げるための戦略として行われることがあります。

安定はもう前提ではない

かつての大企業に入れば一生安泰という考えは現実とズレています。市場環境や株主の意向で誰でも見直しの対象になり得ます。だからこそ、会社に依存しない働き方自分で稼ぐ力が重要です。

まとめ

  • 黒字でもリストラは起きる・・目的は企業価値の最大化
  • 会社は株主のもの・・社長は株主の代表であり交代もあり得る
  • 株主の仕事はリスクを取ること・・見返りは配当と株価上昇
  • 人件費は主要コスト・・成果につながらない場合は削減対象
  • 安定は前提ではない・・自分で稼ぐ力を磨く

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さいごに

企業は株主の視点で動くという前提を理解できると、ニュースの見え方が変わります。大切なのは、自分の市場価値を高める学びと小さな実践の積み上げです。環境が変わっても稼ぐ力があれば、選べる未来が増えます。

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